iPhone Duoの発売日と価格|折りたたみは壊れやすい?
目次
Apple初の折りたたみiPhone、iPhone Duoが発表されました。閉じれば普通のiPhone、開けば7.6インチ。ただ、気になるのは「あの折り目のところ、大丈夫なのか」ではないでしょうか。
結論から申し上げます。折りたたみは「壊れにくい端末」ではありません。ただし弱い場所ははっきりしていて、対策もできます。この記事では、スマホ修理店の目線で「どこが弱いのか」「壊れたらどうなるのか」を、確定した事実だけでお伝えします。
★Apple初の折りたたみです。過去モデルの修理実績が、まだ世の中に存在しません。この記事の耐久性に関する記述は、Apple公式の発表内容と、他社の折りたたみ端末で当店が実際に見てきた事例にもとづいています。
※2026年9月10日のApple発表内容にもとづいています。

この記事で分かること
- 折りたたみiPhoneの正式名称は「iPhone Duo」です
- 発売は10月23日、予約は10月16日21時から
- 価格は36万4800円から
- iPhone Duoはどんな端末か
- 折り目は見えるのか
- なぜAppleは8年も折りたたみを出さなかったのか
- 折りたたみは壊れやすいのですか
- 壊れるとしたらどこですか
- 内側の画面にフィルムは貼れますか
- Appleが公表していない数字がひとつあります
- 他社の折りたたみと何が違うのか
- 壊れたら修理できますか
- 発売直後に、毎年かならず起きること
- 修理代はいくらかかるのか
- 沖縄で折りたたみを使うときの注意
- 折りたたみを長く使う7つの習慣
- Face IDではなくTouch IDになりました
- 実機に触れた記者が書いていること
- iPhone 18 Proとどちらを選ぶか
- 買う前にやっておきたいこと
- よくある質問
折りたたみiPhoneの正式名称は「iPhone Duo」です
結論:正式名称は「iPhone Duo」です。発表前に呼ばれていた「iPhone Fold」「iPhone Ultra」は、どちらも違いました。
発表前、この端末は「iPhone Fold」または「iPhone Ultra」と呼ばれていました。海外の報道も日本の報道も、ほぼこの2つのどちらかで書いていました。
結果はどちらも外れで、正式名称は「iPhone Duo」です。「Duo」は2つという意味で、画面が2枚あることに由来していると考えられます。
いま「折りたたみiPhone」「iPhone Fold」で調べている方は、これから「iPhone Duo」で調べ直すことになります。この記事では正式名称のiPhone Duoで統一します。
発売日と予約はいつから?
結論:予約開始は10月16日(金)21時、発売は10月23日(金)です。同時発表のiPhone 18 Proより5週間あとになります。
| 機種 | 予約開始/発売日 |
|---|---|
| iPhone Duo | 10月16日(金)21時/10月23日(金) |
| iPhone 18 Pro | 9月12日(土)21時/9月18日(金) |
| iPhone 18 Pro Max | 9月12日(土)21時/9月18日(金) |
同じ発表会で登場したのに、iPhone Duoだけ1か月以上あとです。Proが9月18日、Duoが10月23日。この5週間の差は、部品の生産体制によるものと考えられますが、Appleは理由を説明していません。
修理店の立場からひとつだけ補足すると、この5週間は「使う人」にとって悪い話ではありません。先に発売されたProの実機レビューが出そろってから、Duoを予約するかどうか決められます。
iPhone Duoの価格はいくら?
結論:364,800円からです(税込・256GB)。いちばん上の2TBは574,800円になります。
| 256GB | 364,800円 |
|---|---|
| 512GB | 399,800円 |
| 1TB | 469,800円 |
| 2TB | 574,800円 |
同時に発表されたiPhone 18 Proが219,800円からなので、いちばん安い構成どうしで比べても14万5000円の差があります。
この金額をどう見るかは人それぞれですが、修理店として1点だけお伝えします。36万円の端末を裸で持ち歩くのは、避けたほうがいい選択です。折りたたみは構造上、落としたときに壊れる場所が普通のiPhoneより多くなります。
この価格に電源アダプタは含まれていません。同梱されているのはUSB-C充電ケーブル(1m)だけです。20分で50%まで充電する急速充電を使うには、60W以上に対応した電源アダプタが別途必要になります。
iPhone Duoはどんな端末か
結論:閉じると幅84.1mm・厚さ11.3mm、開くと厚さ5.2mmで7.6インチ。重さは254gです。

Apple公式に発表されている仕様を並べます。
| 内側の画面 | 7.6インチ Super Retina XDR(1,878×2,670・430ppi) |
|---|---|
| 外側の画面 | 5.4インチ Super Retina XDR(1,398×2,034・460ppi) |
| 開いたときのサイズ | 幅164.6×高さ117.8×厚さ5.2mm |
| 閉じたときのサイズ | 幅84.1×高さ117.8×厚さ11.3mm |
| 重さ | 254g |
| 認証方式 | Touch ID(サイドボタン一体型) |
| 防水防塵 | IP68(最大水深6メートルで最大30分間) |
| チップ | A20 Pro |
| フレーム・ヒンジカバー | グレード5チタニウム |
| バッテリー | 通常使用で最大24時間(ビデオ再生は外側44時間・内側31時間) |
| 充電 | USB-C。20分で最大50%。MagSafe・Qi2は最大25W |
| SIM | eSIM専用(物理SIMトレイなし) |
| カラー | スターホワイト/ナイトスカイの2色 |
ここで注目したいのが厚さと重さです。
開いた状態の5.2mmは、非常に薄い数字です。ところが閉じると11.3mmになり、重さは254g。これは、いま多くの方が使っているiPhoneより明確に重く、厚くなります。参考までに、同時発表のiPhone 18 Proは211g、18 Pro Maxは249gです。iPhone Duoは、Pro Maxよりさらに重いということになります。
カメラについても、正確に書いておきます。iPhone Duoの背面カメラは、物理的には2眼です。Apple公式の呼び方も「48MP Dual Fusionカメラシステム」で、Dualは2つという意味です。
仕様表には「メイン48MP」「2倍の望遠12MP」「超広角48MP」と3つ並んでいますが、真ん中の2倍望遠は独立したレンズではなく、メインカメラの中央を切り出して使う仕組みです。Appleがこれまでの機種でも使ってきた書き方で、レンズが3本あるという意味ではありません。
つまり、光学の望遠レンズは載っていません。2倍が上限です。遠くのものを大きく撮ることが多い方は、この点を確認してから選んでください。
折り目は見えるのか
結論:実機に触れた記者は「指では感じるが、目ではほとんど見えない」と書いています。ただし角度と背景によっては見えます。

折りたたみでいちばん気になるのが、ここだと思います。実機に触れた記者の記述を、そのまま並べます。
-
「指では感じられるが、見えない」
海外メディアの記者が、実機を触った感想としてこう書いています。触覚では折り目の位置が分かるのに、目では確認できない、という状態です。
-
「暗い背景では、わずかに気配がある」
日本の媒体の記者は、明るい画面ではほぼ分からないが、暗い背景を表示すると少しだけ折り目の存在が分かる、と書いています。
-
「角度によっては見える」
同じ記者が別の記事で「折り目がまったくないとは言えない。角度によっては見える」とも書いています。
そしてAppleの表現も、正確に読むと控えめです。プレスリリースには「目に見える折り目を最小限にとどめる」と書かれています。「なくなった」とは書かれていません。
仕組みとしては、内側の画面に施されたNano-texture(ナノテクスチャ)仕上げが効いていると説明されています。表面で光を拡散させることで映り込みを減らし、結果として折り目も目立ちにくくなる、という考え方です。
ここは正直にお伝えします。いま出ている評価は、すべて「発表会場で数分触った」段階のものです。折り目が実際にどうなるかは、毎日開け閉めして1年経ってからでないと分かりません。当店としては、発売から半年〜1年たって、どんな状態で持ち込まれるかを見てから評価が定まると考えています。この記事も、実際の持ち込みが出てきたら更新します。
なぜAppleは8年も折りたたみを出さなかったのか
結論:折り目と耐久性の折り合いがつかなかった、と長く言われてきました。他社は数年前から出していました。
折りたたみスマートフォンそのものは、新しいものではありません。他社は数年前から製品を出していて、すでに世代を重ねています。Appleだけが出していませんでした。

理由として語られてきたのが、折り目と耐久性です。
折りたためる画面を作るには、曲げても割れない素材にする必要があります。ところが柔らかくすると傷がつきやすくなり、硬くすると折り目の部分が割れる。この折り合いがつかない限り、Appleは出さないだろうと見られていました。実際、初期の折りたたみスマホでは折り目のスジがはっきり見え、ヒンジに砂やホコリが入るトラブルも報告されていました。
iPhone Duoで、Appleがこの問題にどう答えたか。公式の説明を整理すると、こういう構成になっています。
- 内側の画面は10層の極薄レイヤーで構成されている
- 表面に耐傷コーティングと、独自ポリマーのナノテクスチャ仕上げのカバー層を施している。この素材は業界で使われている他の素材より最大40%高い剛性があるとされる
- 折りたたむディスプレイパネルの上下を高強度ガラスで挟み、特殊な接着剤で層と層が本のページのように滑るようにしてある。これで折り曲げたときの負荷を逃がす
- ヒンジは100以上の部品。カーボンファイバー製のサポートプレートで画面中央を支える
読むかぎり、かなり作り込まれています。ただし、これが実際にどうなるかは、実機が世に出て1年、2年と使われてから分かります。
修理店としての立場をはっきり書いておきます。発売から半年から1年経って、どんな不具合で持ち込まれるかを見て、はじめて評価が定まると考えています。カタログの数字は、実際に壊れた端末を開けてみるまでは、あくまでカタログの数字です。
折りたたみは壊れやすいのですか
結論:「折りたたみだから壊れやすい」は不正確です。正確には、これまでのiPhoneになかったものが2つ増えました。
この質問には、正確にお答えしたいと思います。折りたたみだから全部が弱い、ということではありません。増えたものは2つです。
-
1つめ:動く部品が増えました
ヒンジ(蝶番)は、開け閉めのたびに動きます。Apple公式によれば、このヒンジは100以上の部品で構成されています。動く部品は、砂や細かいゴミが入ると動きが渋くなります。これまでのiPhoneに、こういう部品はありませんでした。
-
2つめ:内側の画面が「曲がる」構造になりました
折り曲げる必要があるため、内側の画面は普通のiPhoneのガラスとは違う作りです。Appleの説明では、10層の極薄レイヤーで構成され、耐傷コーティングと独自ポリマーのカバー層で保護されています。曲がる代わりに、押した跡が残りやすい性質があります。
逆に言えば、閉じた状態での落下やバッテリーの劣化は、これまでのiPhoneと同じ考え方で問題ありません。全部が別物になるわけではないので、そこは過度に心配しなくて大丈夫です。
Appleも耐久性にはかなり手を入れています。フレームとヒンジカバーはグレード5チタニウム、前面と背面はCeramic Shield、防水防塵はIP68。折りたたみ構造でIP68を取っている点は、業界的にも高い水準です。
当店では、iPhoneだけでなくAndroidスマートフォンの修理もお受けしています。折りたたみ端末は機種によって対応できるものとできないものがあるため、まずはお持ちの機種名をお伝えください。
壊れるとしたらどこですか
結論:内側の画面(折り目付近)、ヒンジ、バッテリーの3か所です。外側の画面は普通のiPhoneと同じ考え方で構いません。

他社の折りたたみ端末で、当店に実際に相談が多い場所を、対策とセットで並べます。
| 場所 | 起きやすいこと/自分でできる対策 |
|---|---|
| 内側の画面(折り目付近) | 押し跡、縦線、タッチが効かない/爪を立てない。閉じたまま強く握らない。ポケットで圧をかけない |
| ヒンジ | 砂やゴミのかみ込み、開閉が渋くなる、異音/砂浜・工事現場・粉の出る場所で開閉しない |
| 外側の画面 | 通常の割れ、欠け/ケースとフィルムで対策できる。ここは普通のiPhoneと同じです |
| ヒンジまわりの防水 | 動く部品があるぶん、条件は厳しくなります/水辺では閉じたまま使う |
| バッテリー | 膨張すると、閉じたときに浮きが出ることがあります/高温の車内に置かない |
| アンダーディスプレイのカメラ | 内側画面のカメラ部分は特殊な構造です/強く押さない |
この中で、いちばん見落とされがちなのがバッテリーの膨張です。
普通のiPhoneなら、バッテリーが膨らむと画面が浮いて分かります。折りたたみの場合は「閉じたときに隙間ができる」という形で出ることがあります。そして、その状態のまま無理に閉じると、内側の画面を内側から押してしまいます。
iPhone Duoは左右に1個ずつのデュアルバッテリー構成と報じられています。片側だけが劣化するケースがあり得るため、「閉じたときの浮き」は早めに見せていただきたい症状です。
内側の画面にフィルムは貼れますか
結論:市販の硬い強化ガラスフィルムは、内側の画面に貼らないでください。なお、この件についてAppleは現時点で何も公式に案内していません。
ここは、当店がいちばんお伝えしたい部分です。
まず事実関係から。iPhone Duoの内側画面にフィルムを貼ってよいのかどうか、Appleは公式に何も述べていません。製品ページ、仕様ページの脚注、プレスリリースの脚注全文、サポートページの「iPhoneのお手入れ」、iPhone Duo用の純正アクセサリページ。すべて確認しましたが、内側画面の保護フィルムに関する記載は見つかりませんでした。

そのうえで、他社の折りたたみ端末を扱ってきた経験からお伝えします。
曲がる画面に、硬いものを貼ってはいけません。折り目の部分でフィルムが割れるか、フィルムが画面から浮いて、その隙間にゴミが入ります。最悪の場合、剥がすときに画面側を傷めます。
折りたたみ端末の内側画面には、多くの場合メーカーが最初から保護層を貼った状態で出荷されます。これは「フィルム」に見えますが、画面の一部として設計されたものです。これを剥がすと、保証の対象外になったり、画面そのものを傷めたりします。ここは絶対に自分で剥がさないでください。
iPhone Duoの内側画面が具体的にどういう構造で出荷されるのかは、実物が流通してから確認できます。分かり次第この記事を更新します。
外側の画面については、普通のiPhoneと同じ考え方で構いません。市販のフィルムで問題ありません。
Appleが公表していない数字がひとつあります
結論:iPhone Duoの「何回開け閉めできるか」を、Appleは公表していません。他社は公表しています。
折りたたみ端末には、メーカーが開閉の耐久回数を公表する慣習があります。「◯◯万回の開閉試験に耐えた」という、あの数字です。

他社の折りたたみ端末では、50万回という数字が公表されています。1日に100回開け閉めしても、13年以上かかる計算です。
iPhone Duoについて、Appleはこの数字を出していません。製品ページにも、仕様ページにも、プレスリリースにも記載がありません。Appleが説明しているのは「100以上の部品で構成されている」「グレード5チタニウム」「長期にわたる信頼性」といった、構造と表現の話までです。
これをどう受け止めるかは、正直に言えば分かりません。公表しない=弱い、とは限りません。Appleはもともと数値スペックを細かく出さない会社です。
ただ、修理店として言えることはあります。ヒンジは消耗する部品です。これはどのメーカーの折りたたみでも同じで、使えば減ります。だからこそ、開閉が渋いと感じた時点で見せていただきたいのです。渋いまま力で開け閉めを続けると、部品どうしが削れて、交換範囲が広がります。
この「早めに見せてほしい」は、折りたたみに限った話ではありません。充電口でもまったく同じことが起きています。反応が悪いまま挿し続けて端子を壊してから来られると、掃除で済んだはずのものが交換になります。
他社の折りたたみと何が違うのか
結論:大きく違うのは3つ。認証方式がTouch IDであること、内側画面がマット仕上げであること、そして耐久回数が非公表であることです。

他社の折りたたみ端末と比べて、iPhone Duoの特徴を整理します。
| 項目 | iPhone Duoの特徴 |
|---|---|
| 内側画面の表面 | マット仕上げ(ナノテクスチャ)。折りたたみでこの仕上げは珍しく、実機に触れた記者も「折りたたみとしては前例がない」と評価しています |
| 認証方式 | Touch ID。顔認証を載せている折りたたみもあるなか、Appleは指紋を選びました |
| 開閉の耐久回数 | 非公表。他社が数値を公表しているのに対し、Appleは出していません |
| 防水防塵 | IP68。折りたたみ構造でこの等級は高い水準です |
| 重さ | 254g。実機に触れた記者からは「折りたたみとしては重い」という指摘があります |
| 閉じたときの厚み | 11.3mm。他社の最新モデルと並べると厚い、という実機比較があります |
| ヒンジの止まり方 | 任意の角度で保持できます。開いた途中で止めて置いたまま使えます |
修理の観点から、いちばん気になるのはマット仕上げです。
マットな表面は、映り込みが少なく目に優しい反面、指紋や皮脂が残ったときの拭き取り方に注意が必要な場合があります。光沢のガラスと同じ感覚でアルコールを含んだシートで強く拭くと、表面の加工を傷めるおそれがあります。清掃方法についてAppleがどう案内するかは、実機のユーザガイドが公開されてから確認できます。分かり次第この記事に追記します。
それまでは、乾いたやわらかい布で軽く拭くにとどめておくのが安全です。
壊れたら修理できますか
結論:正直にお答えします。発売直後は、どの修理店でも「すぐには直せない」可能性が高いです。
理由は3つあります。
- 発売直後は、交換用の部品が世の中に流通していません。これは毎年、新型iPhoneが出るたびに起きることで、折りたたみに限りません
- 折りたたみは、内側の画面とヒンジがひとまとまりの部品になっている場合があります。その場合、交換する範囲が大きくなります
- そもそもApple初の折りたたみです。修理の手順そのものが、まだ世の中に存在しません
そのため、発売してしばらくはAppleの正規窓口が現実的な選択肢になると考えられます。ここは正直にお伝えしておきます。
当店でiPhone Duoに対応できるようになる時期と料金は、部品の流通状況を見て判断します。決まり次第、この記事を更新します。
いま使っているiPhoneの画面割れ・バッテリー交換は、これまでどおりお受けしています。診断だけのご来店でも費用はいただきません。修理ができなかった場合も費用はいただかず、端末はそのままお返しします。
発売直後に、毎年かならず起きること
結論:新型が出た週から翌週にかけて、落下による画面割れの持ち込みが増えます。理由ははっきりしています。

これは、新型iPhoneが出るたびに当店で毎年見ている光景です。発売日から1〜2週間、落下の相談が増えます。
理由は3つあると考えています。
-
1. ケースがまだ手元にない
本体が先に届いて、ケースが後から届く。その数日間、裸で持ち歩くことになります。ここで落とします。
-
2. 手が形を覚えていない
サイズや重さが変わると、持ち方の癖が合わなくなります。同じ場所に置いたつもりが滑る、いつもの掴み方で持てない。指が覚え直すまでの数日が、いちばん危ない期間です。
-
3. 嬉しくて、いつもより触っている
新しい端末は、単純に触る回数が増えます。人に見せる機会も増えます。手から手へ渡すときに落ちる、というのも実際にあります。
iPhone Duoの場合、これに「開いた状態で持つ時間がある」という要素が加わります。開いた7.6インチを片手で持つのは、これまでのiPhoneとはまったく違う動作です。
対策はひとつだけです。ケースを、本体と同時に手元に用意しておいてください。「明日ケースが届くから今日だけ」という日に落とす方が、毎年いらっしゃいます。
そしてもうひとつ。発売直後は、修理用の部品が世の中にありません。つまり、いちばん壊しやすい時期と、いちばん直しにくい時期が重なっています。ここは覚えておいてください。
修理代はいくらかかるのか
結論:AppleCare+に入っていれば画面の修理は3,700円です。入っていない場合の料金は、まだ公表されていません。
36万円の端末なので、ここは気になるところだと思います。分かっていることと、分かっていないことを分けて書きます。
分かっていること(Apple公式に記載があるもの)
| AppleCare+加入時のサービス料金 | 金額(税込) |
|---|---|
| 画面または背面ガラスの損傷 | 3,700円 |
| その他の過失・事故による損傷 | 12,900円 |
| 盗難または紛失時の交換品 | 12,900円 |
| バッテリー交換 | 追加料金なし |
分かっていないこと
- AppleCare+に加入しない場合の修理料金。Apple公式の修理料金ページに、iPhone Duoはまだ掲載されていません
- iPhone Duo専用のAppleCare+料金。料金表にiPhone Duoの行そのものがありません
- 内側の画面と外側の画面が別料金になるのかどうか。ここは折りたたみ特有の論点ですが、Appleは何も示していません
ネット上には、発表前に「折りたたみの画面修理は◯◯万円になる」と予想した記事が出回っています。これはすべて発表前の推測で、実額の裏付けがありません。この記事では推測の金額は書きません。Appleが公表した時点で追記します。
ひとつだけ、判断材料としてお伝えします。36万円の端末で、AppleCare+に入っていれば画面修理が3,700円。入っていない場合の金額が未発表であることを考えると、この端末に関してはAppleCare+の加入を検討する価値が高いと考えます。
沖縄で折りたたみを使うときの注意
結論:砂と車内の高温です。折りたたみには「ヒンジ」という新しい隙間が増えるため、沖縄では特に気をつけてください。
ここは、全国のニュースサイトには書けない部分です。沖縄で毎日修理をしている店の話をします。
沖縄で当店にお預かりする不具合で多いのが、砂と車内の高温に関わるものです。
-
砂:これまでは充電口とスピーカー、これからはヒンジも
ビーチや海沿いの細かい砂は、充電口とスピーカーの穴に入り込みます。折りたたみには、そこにヒンジという新しい隙間が加わります。しかもヒンジに入った砂は、自分では取り出せません。海やプールに持って行った日は、開け閉めする前に一度砂を払ってください。
-
車内の高温:バッテリーが膨らみます
締め切った車の中は、外気温よりはるかに高くなります。高温はバッテリーを傷めます。膨張したバッテリーは、折りたたみだと「閉じたときの浮き」という形で出ることがあり、そのまま無理に閉じると内側の画面を押してしまいます。
-
塩分を含んだ空気
海の近くで使う端末は、塩分を含んだ空気にさらされます。IP68でも、防水性能は永久ではありません。Apple自身が「通常の使用によって耐性が低下する可能性があります」と明記しています。
車内に置きっぱなしにしない。これは折りたたみに限らず、沖縄でスマホを長く使うためのいちばん大きなコツです。
折りたたみを長く使う7つの習慣
結論:壊れ方の多くは「使い方の癖」で決まります。今日から変えられることを7つにまとめました。
毎日修理をお預かりしていて思うのは、同じ機種でも壊れる人と壊れない人がはっきり分かれる、ということです。折りたたみで気をつけたいことを7つ挙げます。
- 閉じるときは端を持つ。画面の真ん中を押しながら閉じる癖がつくと、折り目に力が集中します
- 開いた状態でポケットに入れない。座ったときに一番力がかかる持ち方です
- 砂・粉のある場所では開かない。ヒンジに入った砂は自分では取れません
- 爪を立てて操作しない。内側の画面は普通のガラスより柔らかいので、跡が残ります
- 内側の画面に硬いフィルムを貼らない。曲がる画面に硬いものを貼ると折り目で割れます
- 車内に置いたまま離れない。高温はバッテリーを傷めます。沖縄では夏だけの話ではありません
- 開閉が渋いと感じたら、力で開けない。異物が入っているサインのことがあります
7つ目だけ補足します。ヒンジが渋いまま無理に開け閉めを続けると、部品どうしが削れていきます。違和感の段階で見せていただければ、掃除で済むことがあります。「まだ動くから」と使い続けて、動かなくなってから来られると、交換範囲が大きくなります。
開閉に違和感がある、閉じたときに浮きがある、内側の画面に線が出ている。この3つはお早めにご相談ください。診断は無料です。
Face IDではなくTouch IDになりました
結論:iPhone Duoの認証方式はTouch IDです。サイドボタンに指紋センサーが組み込まれています。
これは、実機に触れた記者の記事でも「意外だった点」として挙げられています。
iPhone DuoはFace IDを搭載していません。代わりに、サイドボタンに指紋センサーを組み込んだTouch IDを採用しました。開いていても閉じていても、同じように解錠できるという設計です。同時発表のiPhone 18 Proは引き続きFace IDなので、ここだけ扱いが分かれています。
なぜFace IDではないのか、Appleは説明していません。海外メディアは「薄型の折りたたみ構造では、Face IDに必要な部品を内外の画面まわりに収めるのが難しかったのではないか」と分析していますが、これはあくまで分析です。
修理店の観点から補足します。Touch IDはサイドボタンと一体の部品です。ボタンまわりを強くぶつけると、認証が使えなくなる可能性があります。ケースを選ぶときは、サイドボタン部分の作りが雑でないものを選んでください。押しにくいケースを使い続けると、余計な力が加わります。
実機に触れた記者が書いていること
結論:評価は「薄さと画面は驚くほど良い」「ただし重い」で割れています。

発表会場で実機に触れた記者の記事から、スペック表では分からない部分を拾います。
| 指摘 | 内容 |
|---|---|
| 内側画面の映り込みが少ない | ナノテクスチャ仕上げについて「まるで紙のよう」「リフレクションがまったくないことに驚いた」との記述。光沢の外側画面と並べると差が歴然だといいます |
| 開いた薄さに脆さを感じない | 「開いてぐっと力をかけても、パキンと割れるような脆さは感じない」 |
| 254gは重い | 一方で「折りたたみとしては数世代前の重さ」という辛口の評価もあります。ここは評価が割れています |
| 閉じた厚みは競合より厚い | 他社の最新折りたたみと並べると、閉じた状態ではiPhone Duoのほうが厚いという実機比較があります |
| ヒンジは途中角度で止まる | 任意の角度で保持でき、そのまま置いて使えます |
| 音量ボタンが押しにくい | 閉じたときにボタンが上端に来るため押しにくい、との指摘があります |
| 内側のカメラは使用中に目立つ | 内側カメラは画面の下に隠れていますが、使用中はカメラの周囲が黒く囲まれて見えるとの記述があります |
もうひとつ、購入前に知っておいたほうがよい点があります。Apple Pencilへの対応は、発売時ではなく後日提供の予定と報じられています。7.6インチの画面でペンを使うつもりの方は、この点をご確認ください。
iPhone 18 Proとどちらを選ぶか
結論:価格差は14万5000円。大きい画面が本当に必要かどうかで決めてください。
| 項目 | iPhone Duo/iPhone 18 Pro |
|---|---|
| 価格(256GB) | 364,800円/219,800円 |
| 画面 | 内側7.6・外側5.4インチ/6.3インチ |
| 重さ | 254g/211g |
| 認証 | Touch ID/Face ID |
| 発売日 | 10月23日/9月18日 |
| 壊れる場所 | ヒンジ・内側画面が増えます/これまでどおり |
| 発売直後の修理 | 手段が限られます/こちらも部品流通待ちですが、構造は従来どおりです |

選び方を、正直に3つに分けます。
-
iPhone Duoが向く人
大きい画面で資料や動画を見る時間が長い。新しいものを早く使いたい。予算が合う。そして丁寧に扱う自信がある方です。
-
iPhone 18 Proが向く人
カメラ重視。使い慣れた形がいい。落とすことが多い自覚がある方。Face IDを使い続けたい方。
-
今の端末を続けたほうがいい人
不満が「電池のもち」だけの方。バッテリー交換は最短10分、バックアップも初期化も不要で、写真も連絡先もそのまま残ります。
修理料金は店舗ごとに異なります。各店舗のページでご確認ください。
買う前にやっておきたいこと
結論:今の端末の値段を先に調べること。予約は10月16日なので、まだ1か月以上あります。
-
1. いまの端末がいくらになるか調べる
買取価格は、新型の発表後から発売後にかけて下がっていくのが通例です。ただし今年は既存モデルが値上げされたという例年にない動きがあり、相場が読みにくくなっています。金額だけ先に確認しておくと判断しやすくなります。画面が割れていても買取できます。
-
2. ケースは実機を見てから選ぶ
折りたたみはケースの構造がこれまでとまったく違います。発売前の見込みで買うと合わない可能性が高いです。純正のフォリオ(スタンド内蔵)も用意されると報じられています。
-
3. eSIMに対応しているか確認する
iPhone DuoはeSIM専用で、SIMカードを差すトレイがありません。物理SIMをお使いの方は、契約している通信会社での切り替え手続きが必要です。ここで数日止まることがあります。
-
4. データ移行の準備をしておく
先にバックアップを取っておくと、当日の移行が早く終わります。Apple IDのパスワードも確認しておいてください。
-
5. 落としたときの備えを決めておく
36万円の端末です。AppleCare+に入るかどうかを、買う前に決めておいたほうが後が楽です。
よくある質問
折りたたみiPhoneの正式名称は何ですか
iPhone Duoです。発表前に呼ばれていた「iPhone Fold」「iPhone Ultra」ではありませんでした。
iPhone Duoの発売日はいつですか
2026年10月23日(金)です。予約開始は10月16日(金)21時からです。同時発表のiPhone 18 Proより5週間あとになります。
iPhone Duoの価格はいくらですか
256GBが364,800円、512GBが399,800円、1TBが469,800円、2TBが574,800円です(すべて税込)。
折り目は見えますか
実機に触れた記者は「指では感じるが、目ではほとんど見えない」と書いています。ただし角度や暗い背景ではわずかに見えるという記述もあります。Apple自身の表現も「目に見える折り目を最小限にとどめる」であり、なくなったとは書かれていません。
iPhone Duoは防水ですか
IP68(最大水深6メートルで最大30分間)です。ただしヒンジという動く部分があるため、これまでのiPhoneと同じ感覚で水に近づけるのは避けたほうが安全です。防水性能は永久に続くものではありません。
内側の画面にフィルムは貼れますか
市販の硬い強化ガラスフィルムは貼らないでください。曲がる画面に硬いものを貼ると、折り目で割れたり浮いたりします。なお、この件についてAppleは現時点で公式に何も案内していません。出荷時に貼られている保護層は、絶対に自分で剥がさないでください。
何回くらい開け閉めできますか
Appleは開閉の耐久回数を公表していません。他社の折りたたみ端末では50万回という数字が公表されていますが、iPhone Duoについては製品ページ・仕様ページ・プレスリリースのいずれにも記載がありません。
iPhone Duoが壊れたらイケモバで直せますか
発売直後は部品が流通しないため、すぐの対応はお約束できません。対応が決まり次第この記事を更新します。いま使っているiPhone・Android・iPadの修理は、これまでどおりお受けしています。
修理代はいくらかかりますか
AppleCare+に加入していれば、画面または背面ガラスの損傷が3,700円、その他の損傷が12,900円です(税込)。未加入の場合の料金は、まだ公表されていません。Apple公式の修理料金ページに、iPhone Duoはまだ掲載されていません。
Face IDは使えますか
使えません。iPhone Duoの認証方式はTouch IDで、サイドボタンに組み込まれています。iPhone 18 Proは引き続きFace IDです。
物理SIMは使えますか
使えません。eSIM専用で、SIMカードを差すトレイがありません。
いま使っているケースやフィルムは使えますか
使えません。形がまったく違います。充電ケーブルはUSB-Cなので、そのまま使えます。
Apple Pencilは使えますか
発売時点では対応せず、後日提供の予定と報じられています。ペンを使う予定がある方は、対応が始まってから判断してください。
iPhone Duoはどのくらいの大きさですか
閉じた状態が幅84.1×高さ117.8×厚さ11.3mm、開いた状態が幅164.6×高さ117.8×厚さ5.2mmです。閉じると普通のiPhoneより少し小さく、そのぶん厚くなります。開くと、幅が2倍近くになります。
254gはどのくらいの重さですか
同時発表のiPhone 18 Proが211g、18 Pro Maxが249gなので、iPhone DuoはPro Maxよりさらに重いことになります。実機に触れた記者からも「折りたたみとしては重い」という指摘が出ています。片手で長時間持つ使い方をする方は、店頭で一度持ってから決めることをおすすめします。
折りたたみにするメリットは何ですか

いちばん大きいのは携帯性と画面の大きさを両立できる点です。閉じればポケットに入り、開けば7.6インチで資料や動画を見られます。ヒンジは途中の角度で止まるので、開いたまま机に置いて使うこともできます。
ケースは必要ですか
必要です。36万円の端末で、しかも壊れる場所がこれまでのiPhoneより増えています。純正のフォリオ(スタンド内蔵)も用意されると報じられています。本体と同時に手元にある状態にしておいてください。
画面が割れたiPhoneでも買取できますか
できます。割れたまま売るか、直してから売るかで手取りが変わる場合があるため、店頭で両方の金額をお出しして比べていただけます。
沖縄でiPhoneのことなら
イケモバは沖縄県内5店舗(那覇・浦添・沖縄市・宮古島・石垣島)で、iPhoneの修理と買取を行っています。
- 診断だけのご来店でも費用はいただきません
- 修理ができなかった場合も費用は一切いただかず、端末はそのままご返却します
- 画面交換は最大90日保証、バッテリー交換は最大で永久保証
- 壊れたiPhoneも買取しています(イケモバの買取サイト)
修理料金は店舗ごとに設定が異なります。各店舗のページでご確認ください。
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那覇店
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浦添店
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沖縄市店
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宮古島店
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石垣島店
この記事について
監修:池原兵吾
機種名・価格・発売日・予約開始日・仕様・AppleCare+のサービス料金は、2026年9月10日にAppleが発表した内容にもとづき、Apple公式サイトで確認したものです。折り目の見え方と実機の使用感については、発表会場で実機に触れた報道各社の記述を引用しています。これらは発表会場で短時間触れた段階の評価です。
内側画面の保護フィルムの可否、開閉の耐久回数、AppleCare+未加入時の修理料金は、いずれもApple公式に記載がありません。当店での修理対応可否と料金も、部品の流通状況により決まります。確定し次第この記事を更新します。
掲載している製品画像・動画は、Apple公式サイトで公開されているものです。